FOLKÅ by Marcos Morau ©Rahi Rezvani
ネザーランド・ダンス・シアター (NDT) が待望の再来日!
昨年、群馬・神奈川・愛知の各地で多彩なプログラムにより熱狂を巻き起こしたNDT1に続き、NDT2公演を開催します。
詳細は順次発表中。どうぞご注目ください!
公演日程|
【神奈川公演】11月21日(金)/22日(土)
会場:KAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉
【愛知公演】11月24日(月・祝)
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
チケット発売:6月頃
NDT2 上演プログラム第一弾を発表!(2月8日更新)
本公演は、愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohamaキュレーションでいま紹介したい3作品を上演します。
現在創作中の新作も候補に、日本ならではのプログラムを検討中です。全プログラム決定の瞬間までお立ち会いください!
この度は、上演プログラムの第1弾を発表いたします。
Marcos Morau『Folkå』
Marcos Morau(マルコス・モラウ)は1982年生まれのスペイン出身の振付家で、2021年にNDT2のために本作を手がけた後、2024年にはNDT1でも作品を振り付けるほか、多数の名だたるバレエカンパニーから作品を委嘱されるなど、国際的に注目を集めています。自身はダンサーとしての経歴を持たない一方で、写真、振付、演劇など幅広い芸術を学び、その独自の視点から数々の作品を生み出してきました。
『Folkå』は、ブルガリア音楽合唱団による印象的な歌声と、NDT2のダンサーたちの力強く精緻な動きが融合し、底知れないエネルギーを放ちます。昨年末にオンライン配信されたことで更に多くの反響を呼んだ本作を、ぜひ劇場で体感してください。
NDT2 上演プログラム第2弾を発表!(2月23日更新)
Alexander Ekman『FIT』
スウェーデン出身/1984年生まれの振付家Alexander Ekman(アレクサンダー・エクマン)は、独自の演出スタイルで世界的に注目を集める存在です。自身もNDT2でダンサーとして踊った経験を持つエクマンは、NDT2から多くの振付を委嘱されています。
なかでも本作『FIT』は、2018年にNDT2のダンサーたちのために振付けられた作品で、軽妙かつ緻密な構成が高く評価されています。
誰もが耳にしたことのあるジャズの名曲、デイヴ・ブルーベック・カルテットによる『Take Five』を用い、エクマンならではのユーモアとリズム感が際立つ一作。「FIT」というタイトルから示唆されるさまざまな問いかけが、ダンサーの身体を通じて鮮やかに浮かび上がります。
舞台批評でも「軽妙であると同時に巧みで重層的」と評されるこの作品の上演をどうぞお楽しみに!
NDT2 上演プログラム第3弾を発表!(4月25日更新)
Botis Seva『Watch Ur Mouth』
19歳でロンドンに「Far From The Norm」を設立したBotis Seva(ボティス・セヴァ)は、ヒップホップ、コンテンポラリー、フィジカルシアターを融合させる振付家として、イギリス最大級のダンスハウス「Sadler’s Wells」などの支援を受けながらキャリアを発展させてきました。
2019年にはローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作ダンス作品賞を受賞、2022年にはシャネル・ネクストプライズに選出され、その才能は広く認められています。
今年3月27日に初演された『Watch Ur Mouth』では、NDTダンサーの高い身体性や表現力とセヴァの複合的でユニークなダンス言語との貴重な出会いとなり、これまでのNDTレパートリーに新たな風を起こしています。世界初演を迎えたばかりの本作を、この秋、日本でご覧いただけます。どうぞお見逃しなく!
NDT2とは|
1978年、当時の芸術監督イリ・キリアンにより設立。クラシックバレエの訓練を受け学校を卒業したばかりの16名で構成され、ダンサーは世界トップレベルに成長していく。当初、NDT2は優れた才能あるダンサーがNDT1に進むための育成プログラムとみなされていたが、世界的振付家・ダンサーらの指導により、NDT2も独自のレパートリーを持ち、国内外で幅広くツアーを行う独立したカンパニーに発展した。ダンサーたちは、新進気鋭の振付家らとのコラボレーションにより、異なるダンス言語、テクニック、創作方法を素早く習得する機会を得ている。
ハーグを本拠地とするNDT1・2の両カンパニーは、コンテンポラリーダンスの未来に大きく寄与するために、ダンスの才能、振付の革新性、実験性、そして、継続的な新作の創作を行うことを強みとして、オランダ国内にとどまらず広く国際的に活動を続けている。
お問合せ|
【神奈川公演】Dance Base Yokohama contact@dancebase.yokohama
【愛知公演】愛知県芸術劇場 052-211-7552 contact@aaf.or.jp